いま、大阪出張に来ています。
ホテルで朝食を取る気にはなれず、ステキなモーニングをもとめて、朝の大阪駅へ。
ざっざっざっ
ざっざっざっ
まるで大名行列のそれは、これは脳にくるな。と考えているうちにその行進にのまれた。
いろんな人がいるなぁ。
たとえば、いま僕の目の前にいる外国人のカップル。ヨーロッパ系かな。
彼女の背肩にはバタフライを半分にしたタトゥーがほられている。
もう半分はMichael、、(Michaelっぽい顔をしているのでそう呼ばせてもらう)、、彼の肩にほられているのだろうか。見せておくれよMichael。
彼女は右の背肩にほられている、、ということは、おそらくMichaelの左の背肩にもう半分のバタフライは存在していて、ふたりが寄り添うと蝶々が完成するってわけか、、、どうなんだMichael…
優しそうなMichael。
その彼女は、彼に依存している。
彼を手に入れておかないとどうかなってしまうのだろう、、か。
言い方を変えてみよう。
その彼女は、彼に所属している。
彼に所属、なにかに所属していないと不安なのだろう、、、居場所がそれってことか。現在の居場所が。
それを失うまいと彼女はMichaelを縛り付ける、、はたまたMichaelの方か、、均等に釣り合うことなどあり得ないと筆者は考えている。欲しがるとダメだ。
言わずもがな、の欲しがりバージョンが理想だ。欲しがらずもがな、、??
居場所と居心地、、
果たしてそれらは、同時にあれるものだろうか。
カップルの隣では、ひとり楽しそうにiPadをなにやら触っているアニメオタクっぽい人がいる。
Michael、、そのピッチピチのTシャツをJessicaと喧嘩した勢いで破いてはくれないか。。
『へい!どうすんだよ!このバタフライ!!半分バタフライ!!』
.....
そんなことを、大阪駅の素敵なパン屋さんで考えながら、モーニングな時間を過ごしている。
塩パンは八幡浜の方がうまい。