❝ <経営の神様>といわれる松下幸之助は、「革新の心得十カ条」でどのような状況でもあきらめることなく、前向きな姿勢で取り組むことの重要性を語っています。 ❞
今朝、机の上に置かれた冊子の背表紙にそう書いてありました。
松下幸之助さん関連の本は何冊も手に触れましたが、ここのところはご無沙汰でございました。コロナ禍の今、目に留まりました。
※最近よく目にする「コロナ禍」⇦なんて読むかご存知ですか?筆者もたった今調べました笑 正解は、「ころなか」です!※コロナウイルスによるわざわい、という意味です。
※目にとどまり、胸にとどまった言葉は、書き留めるようにしておりますが、このたびはこちらにも書かせていただきました。
チャレンジする心
第一条 やり方は無限にある
販売一つでも、成功する方法は一つではない。やり方は無限である。あきらめることなく、他に方法はないかと考え、求め続けたい。
第二条 危機を認識する
危機がないのではない。危機を発見する努力を怠っているのだ。どのような組織にも危機は必ず忍び寄っている。
第三条 感謝し徹底した反省を行う
画期的な発明、発見、創造は、感謝と反省の中から生まれてくる。与えられた使命、仕事に感謝し、徹底した反省を行いたい。
第四条 困難は革新の端緒
うまくいっているときはなかなか革新できない。困難であればこそ、気持ちも引き締まれば知恵も出て、果敢な挑戦も可能となる。
第五条 白紙に戻して考える
これまでの知識や常識、成功した体験にとらわれていたのでは、新しい行き方は見いだせない。とらわれを抜け出し白紙で考えよう。
第六条 衆知を集める
自分一人の知恵には限りがある。特にこれまでにない新たな方法、行き方を見いだそうとするならばなおのこと、衆知が欠かせない。
第七条 大きな目標を掲げる
概して人は、手近な目標だと小手先で解決しようとしがち。小手先では通じぬ大きな目標を掲げてこそ、抜本的な革新も図れる。
第八条 できないではできない
何事もやる前から“できない”と考えたのでは、できることもできなくなってしまう。まず、必ずできると心の底から強く信じたい。
第九条 勇気をもつ
大きな変革には痛みがともなう。おびえずひるまず、伝統を大切にしつつも、変えるべきは大胆に変える勇気をもちたい。
第十条 最善の上にも最善がある
昨日の最善は今日の最善ではない。現状にあぐらをかかず、日に新たなものの見方、取り組みを心がけたい。
松下幸之助塾より。